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2024.2.19 2024シーズン始動

雨水(うすい)を迎えた本日は、朝からしっかり雨模様となりました。立春から15日間続いていたぶどう樹の剪定作業も今日は一休みです。昨年末から年始にかけて一心不乱に駆け抜けたメンバーズ定期便期間が終わり、ようやく緊張感から解放されて少しずつ心も体もリフレッシュしてきました。

さて、今の時期は日に日にぶどう畑の様子が変わります。頭上では相変わらずトンビとカラスが仲良くケンカし、梅が見頃を迎えてウグイスが鳴き声の練習をしています。地温が上がり始めると、お腹をすかせたモグラがミミズを求めて地中を散策し、モコモコと盛り上がった表土にもまた小鳥たちがつまみ食いにワイワイと集まります。ヴィニュロンヌも春の陽気に誘われて、大好きなぶどう樹の皮むき作業に取りかかりました。そんな賑やかなぶどう畑で、周りに気を取られながらも黙々と剪定作業を続けています。午前中は風が冷たく一枚上着を羽織っていますが、お日様が高くなると上着を脱ぎ、夕方また寿源寺の鐘が鳴る頃には肌寒くなって上着を着込みます。なんとも緩やかに一日が終わるこの時期は、疲れも心地よく心も穏やかです。2024シーズンはどんなワインを創ろうかなと考えながら、萌芽が始まる春分までに剪定・整枝作業を完了する予定です。



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